株主・投資家の皆様へ

中古住宅の再生という事業活動を通じて『この街に、ひとつでも多くの喜びを。』のビジョンを実現し、地域社会や株主の皆様を含めたステークホルダーすべてに期待を超える価値を提供することを目指し続けます。

社会に必要とされている存在だからこそさらに知っていただき、皆様のお役に立ちたい

新型コロナウイルスによる社会の変化は、2021年度上半期の当社の事業活動にもさまざまな形で影響を与えました。

外出自粛、在宅勤務の増加によって住宅に求められるニーズが「郊外でもいいので、面積が広く部屋数も多いこと」へと移行するなかで、賃貸住宅を出て持ち家を購入される動きが全国各所で発生しています。都市部よりは地方部を、マンションよりは一戸建てを主な商圏・商品としていた当社にとってこの流れが追い風となり、厳しい経済環境下においても多くのお客様の支持を受けて販売件数を伸ばすことができました。「アパートの家賃程度の月々の支払いで手が届く」「リフォームの仕上がりが良く、安心して住み続けられる」という、当社の提供価値が社会に認められ、求められていることを実感し、この価値にさらに磨きをかけることが必要だと感じています。

一方で、中古住宅の買取をさらに拡大するために「すぐに現金化できて売った後の手離れも良い」「家財道具の処分も代行できる」といった当社ならではの提供価値をさらに知っていただき、空家の再流通、再活用に貢献しなければと考えています。

事業活動そのものに社会的な意義があると自負。トップランナーとしてさらに成長を目指します

2021年度上半期、当社はグループ会社のリプライスと合わせて3,057件の中古住宅を販売し、売上高495億円、営業利益68億円という過去最高業績を実現しました。また2021年4月には、1998年の中古住宅再生事業開始からの販売累計が当社単体で6万戸に到達。2021年5月には、グループ会社のリプライス単体でも累計販売が1万戸に到達しました。2020年度実績では取り扱い件数のうち3大都市圏以外のエリアが7割を占めていますが、事業を通じて地方の空家を解消し、地域の活性化に貢献できていることを誇りに思うと同時に、業界のトップランナーとして全国に1,000万戸以上あるとも言われる空家を買い取り、再生させることの責任も感じております。

昨年初めて発行したESGレポート内でもご説明しておりますが、当社の事業は空き家問題解決だけでなく、「地方経済活性化に寄与する」、「新築住宅建築と比べてCO₂排出量が1/4である」、というように事業活動そのものに社会的な意義があると自負しております。この事業活動に共感いただける皆様が株を長期で保有され、事業を支えてくださることを願っています。


株式会社カチタス 代表取締役社長 新井健資